油と水の
分析会社
潤滑油の分析・管理試験、水質試験、有害物質の分析をはじめ、企業のお客様のさまざまなトラブルの原因調査を支援します。
-
おすすめの分析PICKUP
油と水の分析なら
モレスコテクノにお任せ当社にご依頼が多い分析内容について、ご紹介しております。
ISOT試験機による油の酸化劣化試験
潤滑油に鉄と銅の触媒を入れ、ワニス棒をセットし、165.5℃の油浴槽で24時間かき混ぜ棒による攪拌を行う酸化試験です。 新油との比較で、粘度変化と酸価増加と、ワニス棒へのワニス付着の程度から酸化安定性を評価します。 ISOT は潤滑油寿命を推定するために有効な試験であり、試験後の粘度変化や酸価増加が小さい油は長寿命性能に優れます。 潤滑油を変更する際、長寿命性能を比較する際には、是非ご利用下さい。温度の変更、劣化時間の変更も可能です。 他の酸化劣化試験と違い、サンプル量が多く採取できるので、劣化後の油で色々な分析に利用ができます。 熱による酸化劣化油の作成だけの依頼も可能です。
SRV試験(振動摩擦摩耗試験)
SRV(Schwingung Reibung Verschleiss)試験機とは、振動摩擦摩耗試験機のことをいいます。 往復動型すべり摩擦摩耗試験機の一種で、短距離を高速で振動的に摺動させます。 ボールオンプレート型の摩擦摩耗試験機構を持ち、上部試験片を下部試験片(プレート)に垂直に押し付けながら、水平に往復運動(振動)させ,摩擦係数をリアルタイムで計測します。
グリースの金属分の分析
グリースを溶剤に分散させ、フィルターでろ過し、混入している金属片を捕捉します。 全体像から、混入している金属の種類、その金属濃度を調査します。 また、近年では従来の陸上風力発電のみならず、 洋上に風車を設置する洋上風力発電が急成長しています。 風力発電の風力タービンにはベアリングやギヤボックスが使用され、その潤滑剤であるギヤー油やグリースは非常に重要な役割を果たします。 今回はフェログラフィーを用いないグリースの分析を紹介します。
潤滑油中の異物分析
お客様が使用されている潤滑油中に異物が混入しており、内容物が知りたいとのご依頼がありました。 金属などの含有元素分析に優れた蛍光X線分析装置(EDX)と、有機物の同定に優れた赤外分光光度計(FT-IR)を行うことで、 どこから発生したのか?どこで混入したのか?どういった影響があるか?原因究明のヒントになるかもしれません。 本事例では、鉱油中の異物を調査した事例を紹介します。
自家発電設備(非常用発電)の潤滑油成分分析
2018年6月に自家発電設備(非常用発電)の点検方法が改正され、負荷運転に代えて行うことができる点検方法として、内部観察等が追加されました。 そのなかに、自家発電設備に使用される潤滑油の成分分析があります。 潤滑油不良の原因となる潤滑油の劣化や、スケール堆積の有無を確認します。 測定項目は動粘度、燃料希釈分、塩基価、金属成分、水分 等です。 製造者の指定値範囲内であることを分析し、指定値範囲外の項目がある場合には、異常がある部位に清掃、修理、交換等の必要な措置を講ずる必要があります。 本事例では、自家発電設備に使用される潤滑油の成分分析の試験概要をご紹介します。
尿素水の成分分析
尿素水は、ディーゼルエンジンから排出される窒素酸化物(NOx)を低減するために使われる「尿素SCRシステム」(Selective Catalytic Reduction System)で利用されます。使用する尿素水の品質が低いと、SCRシステムの触媒やディーゼルエンジンの部品が損傷するリスクがあります。例えば、ビウレットやその他の不純物が多い尿素水を使用すると、触媒の劣化や結晶化による詰まりが発生し、システム全体の性能や耐久性に悪影響を及ぼします。 尿素水の成分は、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)など厳しい基準が設けられており、規格に適合することが求められます。 ここでは、JIS規格に沿った試験の概要をご紹介します。 分析項目:尿素濃度、屈折率、アルカリ度、ビウレット、アルデヒド、不溶解分、 りん酸、元素分析(Al、Ca、Cr、Cu、Fe、K、Mg、Na、Ni、Zn)
部品・パーツ・ワークなどの付着油分及び付着きょう雑物の測定
金属部品の使用時や加工時、もしくは洗浄後で部品・パーツ・ワーク等に付着している油分やきょう雑物の量を測定します。 洗浄前後の部品や、数種類の洗浄液での洗浄部品、異なる状況下で使用した部品など、それぞれの付着量を比較することで洗浄性・清浄性の比較を行うことができます。ここでは、部品類に付着している油分及びきょう雑物量を測定する試験の概要をご紹介します。
ご依頼の流れFLOW
分析依頼の際のご注意事項をおまとめしております。
初めてのご依頼の際に登録が必要です。
ご依頼を検討されている企業様は、スムーズにご依頼を進めていただく為に必ずお読みください。
セット分析についてSET
お客様にわかりやすくしたセットにて
ご依頼を受け賜わっております。
- 潤滑油、灯油・軽油・重油などの分析・評価、油に関するトラブルに悩んでいらっしゃる方
- どんな分析項目を選んだらよいか悩んでいらっしゃる方 等
分析のことなら何でもご相談ください。
![イメージ:分析の様子](https://www.morescotechno.co.jp/wp-content/uploads/set01img.jpg)